心と体

2009年8月 8日 (土)

帰ってきました

 2週間にわたる山梨県大泉町での別荘生活を終えて、一昨日東京に帰ってきました。といっても、避暑に出かけていたわけではありません。毎年この時期に、20人ほどの受講者を招いて指導する「八ヶ岳サマーコース&コンサート」を開いているのです。今年は小学4年生から30才代半ばの人まで、ヴァイオリニスト16名とピアニスト1名が参加し、妻と私、それに二人のアシスタントで指導に当たりました。
 「大自然の中で、音楽漬けの日々を送ろう」とのコンセプトで、もう23年も続けているのです。詳しいことについては、公式ホームページをご覧になって下さい。
 ところで、今日は久しぶりにピラティスのトレーニングを受けてきました。妻と、もう一人のお仲間と、3人で汗を流しましたが、とてもすがすがしい後味が残りました。八ヶ岳では、住まいの山荘からレッスン場まで、ヴァイオリンや楽譜などの荷物を持って坂を上らなければならず、それがけっこう苦労なのですが、今年はわりあい楽でした。体調が良いことを嬉しく思いながら、「きっとこれはピラティスのお陰だ」と、指導してくださる本橋恵美さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
 夏の忙しさは、まだ続きます。ちょっと一息ついたものの、明後日からは生徒のレッスンを始めますし、地方へ教えに出かける日帰り旅行もあります。そして23日からは再び八ヶ岳で、妻の土屋美寧子が中心になって指導する「室内楽短期セミナー」があり、私もそこで弾いたり教えたりします。さらに、9月第1週は「サイトウ・キネン・フェスティバル」で松本へ遠征です。今年は小澤征爾さんの指揮で、ブラームスの交響曲第2番などを演奏します。
 私にとって、普段やっていないオーケストラメンバーとしての仕事は、かなりの疲労を伴うのですが、そこから戻るとまたピラティスに行く予定です。その日まで、病気などせず良い体調で乗り切れるようにと願っています。

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2009年5月 9日 (土)

久しぶりのピラティス

 4月は演奏の仕事がかなり忙しく、充実した日々を過ごしました。そして、5月3日の「ラ・フォル・ジュルネ」での演奏でその忙しさが一段落し、連休の後半は少し休みを取ることができました。ここで体勢を立て直し、次の仕事に向けて再スタートです。
 今日は、11月23日に開かれる「ヘレン・ケラー音楽コンクール(視覚障害を持つ学生の音楽コンクール)」の審査員が集まって、今年の要項などについて主催者と話し合うミーティングに出席。この大切で有益な会議の後は、心と体をわーっと解放する楽しい経験をしました。
 3月半ばに、「近くのスポーツクラブで続けていたピラティスのレッスンが終了し、大変困っている」という記事を書きましたが、そのインストラクター、本橋恵美さんと連絡が取れ、今日の夕方、パーソナルのレッスンを受ける機会を得たのです。彼女は、本来は女性だけを対象にパーソナル・トレーニングを行っているそうですが、私の場合は妻と一緒に参加するので「男性である」というハンディはクリアすることができ、彼女のマンションを訪れたのでした。
 広々とした清潔なラウンジの床にマットを敷き、その上で運動をするので、最初はスポーツクラブの雰囲気との違いにいささか戸惑いましたが、もう3年近くも指導を受けてきた先生なので、始まってしまえば何の違和感もなし。内容はスポーツクラブの時とほとんど同じでしたが、グループの時よりもいっそうしっかりとチェックしてもらえるので、私としては自分の動作が正しいかどうかを心配することなく、課題に集中することができて、終わった後の爽快感も格別のものがありました。
 本橋さんの指導を受けたお陰で、私は体の各部分の動きについてそれまでより強く意識するようになり、それがヴァイオリンの演奏にも大きなプラス効果をもたらしたのです。レッスンが続けられなくなって不安を感じていましたが、今日はそのもやもやがすっきりと晴れて、とても前向きな気分で家路に就きました。娘ほども年の離れた彼女のエネルギーが、私の演奏家生命を伸ばしてくれる……そうした実感を強く持った午後でした。
 以前のように頻繁にレッスンを受けることは不可能だとしても、これまで以上に自分自身で体をケアに心を配るように努力しながら、細く長く、続けていけたらと思っています。

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